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フードエージェント・アジア担当者カンボジアレポート(2019年3月)

今回は、フードエージェント・アジア担当者の第2弾、カンボジアレポートを掲載します。

カンボジアの町

人口は、1500万人。25歳未満が50パーセント、30歳未満だと人口の70パーセントになる非常に若い人が多い国です。今後の経済成長が期待されている国です。

今回のカンボジア研修で一番フードビジネスの可能性を感じたシュリムアップは、首都プノンペンから北西へ飛行機で50分。世界遺産アンコールワットの観光拠点の町。年間300万人の観光客が世界中から訪づれる。カンボジア料理、中華、和食、イタリアン、ビストロなど一通りの飲食店はあるが、観光客が満足する店は少なく、まだまだ繁盛店を作れるチャンスがありそう。

カンボジアの街2

ちなみに、今回訪問して印象に残ったお店は、『インドシン』(カンボジア料理)、『MAMMA SHOP』(イタリアン)、『ル・グラン』(カンボジア料理)、『やきとり大将』(居酒屋)。

『MAMMA SHOP』(イタリアン)

カンボジアでは、店舗の賃貸契約は2年、3年、5年契約が主で1年間の家賃を年初に払うのが一般的。外国人のオーナーのお店も多く、ブティックホテル、スパ、アーティストが作る彫刻・木製品・カバン、飲食店などを経営。フランス、ロシア、中国人のオーナーが目立っています。

【注目されている都市】プノンペン、シュリムアップ、シアヌークビル、ラタナキリ、ポイペト

【平均的な給与】(今回の研修中に教えてくれたカンボジア人の給料)

・大卒 約20000円

・ホテルフロント 15000円~20000円(プラスチップ30000円)

・ドアボーイ8000円~10000円(プアスチップ30000円)

・観光ガイド 40000円

・農家の人 6000円(食べ物はほぼ自給自足)

Asean Smart Cities Network(ASCN)構想が日本政府との間で合意(March12,2019)

と新聞に大きく出ていました。さまざまな国からの投資が集まり、急速に発展していく街のエネルギーをカンボジア中で感じました。

ラッフルズ グランドホテル ダンコール