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女性フードライターのお気に入り、16席の和食店「メデ・イタシ」(都立大学前)。

店名の「メデ・イタシ」には、“めでたし”になるまでの過程を楽しんでもらいたい、との意味

都立大学駅から徒歩3分の場所に、和食店舗を構えたのは、株式会社昭和ダイニングとして独立をした伊藤まことさん。入り口の暖簾のたたずむ品の良さに心弾ませ足を運んだ。
扉を開けると、ほっと落ち着くコの字カウンダ―が印象的だ。その中が、オーナーの伊藤さんが定位置となっている。

 

日本の古き良きものを大切にしたく、カウンターの木の温もりや、レトロな照明で灯される優しい灯りなど、心から落ち着ける趣のある雰囲気を作りたかったそうだ。

 

日本の古き良きものを大切にしたく、カウンターの木の温もりや、レトロな照明で灯される優しい灯りなど、心から落ち着ける趣のある雰囲気

 

以前は大手飲食企業の店舗で仕事をしていた伊藤さん。
今回の独立に向けての想いは、「身体に優しい居酒屋を作りたい」ということだという。“人を良くする”という字のままに『食』という言葉にはたくさんの想いが詰まってる。そんな中、外でごはんを食べるという時間はとても尊いもの。

めでたい”の語源からとったという店名「メデ・イタシ」には、“めでたし”になるまでの過程を楽しんでもらいたい、との意味が込められているのだそう。

“めでたい”の語源からとったという店名「メデ・イタシ」には、“めでたし”になるまでの過程を楽しんでもらいたい、との意味が込められている

長崎から放血神経〆した鮮度の高い魚を仕入、煮付けが看板のお店

その日におすすめの鮮魚は黒板にて紹介してくれる。

オーダー後から煮付けたとは思わないほど、身がふんわりとして味わいも豊かだ。伊藤さんにおすすめのお酒を聞きながら、食を楽しめるのもコの子カウンターならでは。

長崎から放血神経〆した鮮度の高い魚を仕入、煮付けが看板のお店

メニューの一例を紹介

「だし巻き玉子」800

*漢方薬としての効果もあるパプリカをエサとした鶏から生まれた「日本一こだわり卵」を使用

「サクとろ角煮サンド

880

*角煮を油で揚げて、すり潰した枝豆と味噌を塗ってパンに挟んだ人気メニュー

「当日精米土鍋飯」900

*石川県能登町で作られる特別栽培米コシヒカリ「天晴(あっぱれ)」をその日に精米し、ふっくらと米が炊ける「萬古焼」と呼ばれる土鍋で一合ずつ炊くこだわり。

ふっくらと米が炊ける「萬古焼」と呼ばれる土鍋で一合ずつ炊くこだわり

 

ドリンクメニューもオリジナリティのあるセレクトものが並ぶ。

酒粕を蒸留してつくる“カストリ”は、「七田」(630円)「テンザンマスク」(600円)など5種類を用意。日本酒は、「屋守 純米」(980円)をはじめ純米酒のみを10種類ほど。ほかにも乙類焼酎をつかった“乙ハイ”、地ウィスキーをつかったハイボール(550円〜)、国産レモン酎ハイ(580円)、さらにクラフトビール「城端 アールグレイ」(900)もボトルで楽しめる。

地域密着という言葉がよく似合う、お客様に愛されるお店が誕生した。

メデ・イタシ」 住所:東京都目黒区平町1-26-6 101

「メデ・イタシ」

住所:東京都目黒区平町1-26-6 101

TEL03-6316-8372

営業時間:18:0023:30 

定休日:日曜日

坪席数:16席